RISK & BENEFITS不動産のリスクと開発のメリット
遊休不動産を放置するリスクを知り、より価値のある不動産を目指して
遊休不動産(土地・建物)を取り巻くリスク
売り手市場から買い手市場に
日本総人口※1
約56 万人減
空き家率※2
※1:2022年10月現在 総務省統計局/人口推計より
※2:2023年現在 総務省統計局/住宅・土地統計調査より
2022年の日本の総人口は12年連続の減少となり、人口減少に伴って全国の空き家は増加の一途を辿っています。これらの数字は、不動産市場が「建てたら入る」売り手市場から「入居者から選ばれる建物が生き残る」買い手市場に移行しつつあるということを意味します。このような状況の中で高い入居率を保った不動産にするためには、より戦略的な開発・魅力ある物件であることが必要となります。
売れないまま放置=資産価値減
日本の法律上では、建物の耐用年数は木造で20年、鉄骨造で34年、鉄筋コンクリート造で47年までと定められています。時間の経過とともに、その価値は失われ、最後には価値を喪失することを意味します。さらに2015年5月施行の「空き家対策特別措置法」により、売れない建物をそのまま放置していた場合、固定資産税・都市計画税が更地並みに課税されるリスクも出てきました。利用しないまま放置していると実質的な資産減少が発生してしまうことに。物件の高い商品性どれだけ長く保ち続けることができるかが、リスク回避に繋がります。
相続税問題
2015年1月改正の相続税法により基礎控除が大幅に縮減されたため、「居住用宅地・事業用宅地の特例」が適用されない遊休不動産を相続する場合、相続税が大幅にアップすることになりました。このリスクを回避するためには、遊休不動産をできるだけ早く何らかの形で活用することが必要です。
「選ばれる」不動産の開発に必要なものとは
時が経っても魅力を失わない普遍的な価値がある物件
賃貸市場における高い商品性を維持し続ける物件は、買い手市場でも生き残ることができる物件です。株式会社リアンでは長期的な運用計画やその地域の特性を含めた堅実なマーケティングに基づいて企画・開発を行うことで、それを実現しています。
「ここに入居したい」と思わせる、他にはない魅力を持った物件
住居の安全性・快適性に優れていることはもちろん、デザイン性や利便性で他の物件との差別化を図り、魅力的に見せることが重要です。私たちの不動産開発では常にその点を最優先事項に掲げています。
継承と刷新が融合した「ものづくり」への挑戦
売れているからと言って全く同じものを作り続けていては、相対的に退化してしまいます。かと言って市場の変化に迎合するようなやり方では、独自性を喪失してしまいます。より良い「ものづくり」をするために、私たちは時代の変化を先取りして大胆に変化させる部分と、敢えて変えずに頑固に残しておく部分のバランスを見極める感覚を重視して、不動産開発に挑戦していきます。